月経血が減っていませんか?!
思わず「寒い!」と言ってしまうほど、今朝も冬モードですね。
日常さまざまなストレスがあるとはいえ、この気象が最大のストレス!というかたも多いのではないでしょうか。
お身体が冷えやすい方は、お早目に対策をしていきましょう。
さて、今回は、月経血の減少を心配してご相談くださったお客様です。
不妊治療を始めてから、生理の量が減る一方で、最近は少ないながらも生理といえるのは、2日ほど。
いつ止まってしまうかと不安でしかたない、ということです。
こんなに少ないと、子宮内膜も薄いのではないか、と悩んでおられます。
生理の量が減る場合には、どういう理由が考えられるでしょうか。
例えば、最近では一般によく知られているクロミッドの副作用。子宮内膜も薄くなります。
不妊治療では、ホルモン剤など多くの薬を投与されることもありますが、漢方では、これらは身体の中で過剰に熱を生み、それによって身体が潤い不足となると考えられます。
潤い不足は、妊娠にも健康面にも深刻な影響を及ぼすことが危惧されています。
血液は煮詰まったような状態になって量も減り、流れも停滞しますし、排卵前でもほとんどオリモノの実感がない、という女性もあり、卵子の潤いも心配なところです。
私たちの身体は、水分保持力が低下することも、老化といいます。
潤いは、必要なところで必要とされる水分バランスのとれた状態をいい、必要としないところに過剰に水分をため込んだ「むくみ」や、水分をたくさん飲むというような水分補給とは異なります。
他にも注意しなければならないのが、「冷え」です。
冷えると血は固まりますから、身体の中でも冷えにより血流が停滞するこてが考えられます。
身体の冷えは、血行不良につながります。
外から冷やさない工夫をしながら、身体の中から温かくなりたいですね。
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