卵子の老化と卵子凍結の実態より
将来の妊娠に備え、卵子の凍結が増えているそうですね。
NHK放送予定の
クローズアップ現代+「老化を止める?“卵子凍結”の真実 ~徹底調査!成功率は?リスクは?~」
(10月26日(水)午後22時~放送(NHK総合))
では、凍結保存しておいた卵子によって赤ちゃんを授かった女性の喜びの声とともに、リスクについても紹介されています。
卵子の凍結は本来、がん患者が放射線治療の影響から卵子を守るためなどに使われるものだ。
日本産科婦人科学会は、健康な女性の卵子凍結はリスクが高いため「推奨しない」としている。
そのリスクとは、
1)卵巣が出血し、将来不妊になる恐れがあること
2)高齢出産を助長すること
3)子どもへの影響が不明な点が多いこと
4)そもそも妊娠できる可能性が低いこと
さらに、費用は全額自己負担。手術を受けた40歳の女性が払ったのは、98万円。
手術代や凍結代に加え保存料金も上乗せされ、費用は高額になる。
情報が増え、技術が進み、「こんな素晴らしいことができる!」という側面からだけで判断しきれないことが多くなっていると感じます。
赤ちゃんが欲しい!と思った時に、授かることができるのが理想ですが、どうすれば理想と現実のギャップを小さくできるのか、難しい背景を考慮せずにはいられません。
私たちができるのは、漢方薬や漢方の考えを通じて、願いをかなえるお手伝いをすることです。
漢方も進化していますが、昔も今も変わらないのは、私たちの身体と心を元気にしてくれるものであるということです。
しんどい時には、ご相談ください。
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