冷え
11月も後半になってくると、朝晩だけでなく日中の空気も冷たく、
陽射しが弱まり冷え込みが厳しくなってきました。
昔から「冷えは万病のもと」といわれています。
冷えが生じる原因は、体の中に栄養や熱が足りない状態や、体のバランスが陰性に傾き過ぎていること。
全身の機能を低下させ、免疫力の低下や血行不良などの原因となります。
根本的に改善するには、体を温めるだけでなく、気や血を補ったり、血を巡らせたりすることが大切です。
最も重要なのは、体を機能させ、血の材料となる気を補うために主食をしっかり摂ることです。
主食を抜くと生命力や代謝機能が低下し体が冷えてしまいます。
主食以外の食材は、体を温めてくれる陽性の食材(香辛料・肉・ナッツ類)を活用しましょう。
調理法はゆっくり煮込む料理がカラダを一番温めてくれます。
生野菜や生モノ、お寿司や冷たい果物は控え、体温以上の食べ物を摂るように
心がけましょう。
また冷え性の人でも、温め過ぎると「ほてり」「目の充血」「ニキビ」「炎症」が
出ることもありますので、冷えがあるからと言って温める食材(ショウガやシナモンなど)を
過剰に摂取するのはやめましょう。
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